89.4MHzのゲインを下げました2023年12月21日 23:47

メインの観測周波数である89.4MHzですが、本日の18時頃からSDR#のゲインを42dBから41dBへ1つ下げました。理由は今回のふたご座流星群で1時間当たりの流星エコーが最高355個に達したものの、その時間帯HROFFTの10分間のカウントが60個ほどで頭打ちとなる様子が見られたからです。これはペルセウス座流星群などでも経験しており、このあたりがHROFFTの分解能の限界と判断しました。これまでは少しでも多くエコーが捉えられるようにと工夫をしてきましたが、肝心の流星群でリニアな結果が得られないのはどうなんだろうなあと思ったわけです。
ちなみに普段1日当たり60個ほどしかエコーが取れない串本VORでは下のようにふたご座で一気に5倍近くエコーが増加しています。


対して89.4MHzでは通常の1.5倍ほどしかエコーが増加していません。


89.4MHzでは細かな散在流星もよく捉えているというわけなのですが、これまでノイズをカウントしないぎりぎりのところでゲインを設定していたため、少しノイズが増加すると自動カウントができなくなってしまう弱点がありました。今回1dB下げてしばらく様子を見たところでは、エコー数はこれまでの75%ほどになったものの、HROFFTの画面上ではノイズがほとんど見られなくなりました。これでマニュアルカウントの手間も減り、流星群でのエコー増加がよりはっきりするのではないかと思っています。