サワフジのスピーカー ― 2024年06月25日 10:58
このところ電波観測では特別な話題もないので、まだ一つしか記事を書いていないオーディオのジャンルを取り上げてみました。
1970年代後半から10年間くらいのことですが、最初はお金もなくラジカセだったのを就職して少しずつチューナーやカセットデッキなどを買い揃えていき、最後に買ったのがこのスピーカーSAWAFUJI DYNAMAVEL 50000でした。職場の近くのショップに立ち寄った際「一耳惚れ」して購入したものです。
カタログ上の再生周波数帯域は35~50000Hzで、この機種は12cmウーフアーコーンを発泡スチロールで埋め、その上にアルミフィルムを貼った構造でした。
このサワフジというメーカーはこうした平面型(平面波)スピーカーをメインに製作していた会社でしたが、2001年には同じ音響メーカーであるFPSと提携し、会社がなくなった現在でもその技術は受け継がれているようです。
すでに半世紀近く経った私のスピーカーですが、コーンエッジの痛みもなく、音質に全くの不満はありません。ただ、サイズ的に低音域はどうしても弱く、その後ONKYOのサブウーファーを購入してバランスのとれた音になりました。当時の日本のものづくりのレベルの高さをつくづくと感じます。むしろ自分の聴力の劣化の方が問題です。
コメント
_ いわき市 桂 ― 2024年06月26日 19:42
こんばんわ 当時のオーディオ界が思い出されます こちらも機器を少しずつ揃えてシステム?を組んだ記憶があります スピーカーも最初は1個でステレオ以前の状態でした 仕事の経験と重なりますが得意先に世界的なカセットテープデッキメーカーが有り、劇場のような試聴室でその最高のカセットデッキの音を聞かせてもらいましたが、CDが出始めた頃でカセットテープとCDを聴き比べました CDの音質にびっくりしてテープの先行きが案じられる思いでした 使ってたアンプはマークレビンソンでした 懐かしい話題有難う御座います
_ 狩野@渋川 ― 2024年06月27日 08:44
桂さん
コメントありがとうございます。
当時はオーディオコンポが一世を風靡していた時代でしたね。カタログを見ているだけでなかなか買えませんでしたが、見ているのも楽しい時間でした。
現在は家電製品のほとんどがデジタルになって性能も良くなりましたが、昔の物の方が味があっていいなあと思うときもよくあります。
コメントありがとうございます。
当時はオーディオコンポが一世を風靡していた時代でしたね。カタログを見ているだけでなかなか買えませんでしたが、見ているのも楽しい時間でした。
現在は家電製品のほとんどがデジタルになって性能も良くなりましたが、昔の物の方が味があっていいなあと思うときもよくあります。
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