96.7MHzのエコーが減少か? ― 2026年02月03日 18:01
先月の末から96.7MHzのエコーが減少しているようです。
まず下は昨年1年間のエコー数の変化です。1日平均150~200個のエコーが観測されていました。
そして次は今年に入ってからのものですが、しぶんぎ座流星群のあとしばらくは通常のエコー数だったのが下旬に入って半分から4分の1程度にまで落ち込みました。現在若干持ち直しているようですが今後の成り行きが気になるところです。
96.7MHzでは複数の放送局のエコーが混ざって観測されるのですが、その中で最もよく見られるのが下のような特徴を持ったエコーです。これは30Hzで変調されているVORのエコーとよく似ています。
目盛りを読む限りではどうも50Hzで変調されているようです。以前使っていた北朝鮮のFM放送の妨害用電波は無変調でしたが、現在でもそうした目的の変調をかけた電波が出ているのかもしれません。
昨年も9月にエコーが減少したことがあったので一時的なものであるといいなあと思っています。
久しぶりの大物ロングエコー ― 2026年01月12日 19:02
今朝の5時25分頃から約3分間、この時期には珍しい特大のロングエコーがソウルとウラジオストクのFROで捉えられました。
おそらく日本海方面で大きな火球が流れたのだろうとは思いましたが、小川さんのHPで見る限り他のサイトで受信しているところはなく、Sonotacoネットワークのカメラにも記録はなかったようでした。この数日、日本海側は大雪の荒れ模様だったのであきらめていたのですが、宝塚の有田さんがカメラ画像をアップしてくれました。やはりなかなかの火球だったようです。
今年のしぶんぎ座流星群 ― 2026年01月05日 22:03
1月4日(JST)早朝をピークとして今年もしぶんぎ座流星群の活動が見られました。まずは青森、関西VORの3日と4日(UT)におけるRMOBグラフをご覧ください。
青森VORでは4日(JST)の未明にピークとなり、その後一旦減少して昼頃に再びピークとなりました。それに対して関西VORでは4日午前8時台をピークとする一つの山になりました。この違いはアンテナ方向と距離によるものと思われます。1日のエコー数では青森が昨年と同程度だったのに対して、関西では昨年の2倍のエコー数となる約600個が観測されました。
ソウルFROでは青森と同様に4日の未明に最初のピークが現れ、昼頃にエコー数が半分程度の第二のピークが見られるグラフになっています。ウラジオストクFROについては放送がキャリアとなる時間帯が午前1時台から6時台までのため限られた時間のデータとなっていますが、4日の未明に1時間当たり200個を超えるエコーが記録されました。翌日の同じ時間帯ではエコーは1/5程度になってしまっています。
毎年同じ時期に出現する流星群ですが、決して同じようにはなりません。多くても少なくてもそのたび驚かされたり考えさせられたりするのが楽しいのです。
2025年を振り返って ― 2025年12月31日 16:39
本日で2025年も終わりです。本当に早いものです。1か月前が昨日のような感じです。今年は家庭の事情で夏まで電波観測や天体観測が思うようにできなかったので、周波数やアンテナの変更をせずに丸々1年同じ環境でデータをとるということになりました。ですが今はこれが逆に良かったと考えています。
また、観測用PCについては以前よくトラブルを起こしていたのですが、最も安定して稼働していたPCのHDDをSSDにクローン移植し、そのクローンを他のPCにも移植したことでこの1年ほとんど目立ったトラブルもなく働いてくれました。最近はWin10のアップデートもなくなったのでなおさらです。
電波観測の環境については年々ノイズ(特に太陽光発電)が強くなる傾向が見られます。我が家の周りも畑ばかりだったのですがこの数年で急速に宅地化が進み太陽光パネルも増えていて電波環境がこの先どうなるか心配なところです。
同様のことは天体観測でも言えます。以前は自宅から赤城や榛名をはじめ奥日光の山々まで見通すことができたのが、最近は次々に住宅が建ち、電線が増えて視界はどんどん狭くなる一方です。
さらに、昨年の中ごろからこのブログサービス「アサブロ」が時々アクセスしにくい状況が発生するようになりました。問い合わせてみたところサーバーの都合ということですぐに対応するといったような感じではありませんでした。様々なブログサービスが終了している状況もあるのでこの先継続していけるのか心配です。
年々厳しい環境になってきていますが、それにめげず来年も頑張りたいと思います。今年一年拙ブログをご覧いただきありがとうございました。よいお年をお迎えください。
さすが ふたご座流星群 ― 2025年12月15日 09:19
昨晩はふたご座流星群のピークとあって自宅で時々外に出て流星観測をしました。明らかにふたご座の方向から白い流星がゆっくりと流れていきます。長短合わせて20個ほど確認できました。深夜からは冬型が強まり、みぞれが飛んでくるようになりましたが、それまでは風もなく比較的良い空でした。写真も撮りたかったのですが、自宅の東側に新築工事が始まり、貴重な東側の視界がなくなってしまい残念です。
ところで電波観測の方では昨日に引き続き多くのエコーが得られましたがVOR青森の天頂効果による落ち込みは昨日よりもさらにはっきりとしました。これほど短時間で深く落ち込むのは初めて見ました。また関西VORではJST23時がピークで昨日と同数のエコーとなりました。その時間帯のHROFFT画像を下に示します。
続いてFROですがソウルではJST20時にピークとなりました。ウラジオストクでは昨日よりもやや沈静化していますが、下に示すように時間帯によっては10分間に30個のエコーが記録されています。今回はソウル、ウラジオストクともにロングエコーが割れて実際のエコー以上に多くカウントされてしまうケースが多く、その修正に手間がかかりました。このあたりがFROの課題の一つでもあります。
例年ピークを過ぎるとあっという間に嵐の後の静けさになってしまいますが、次はこぐま座、しぶんぎ座と続きます。楽しみです。














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