月面探査機「SLIM」目覚める2024年02月27日 11:52

先月20日に月面ピンポイント着陸に成功した探査機「SLIM」ですが、昨日当初予定されていなかった月の夜を過ごしておよそ一ヵ月ぶりに再起動することに成功したとのニュースがありました。


昼と夜とで300度近い温度差がある月面で越夜を成功させた技術力にあらためて拍手を送りたいと思います。なお、着陸後に撮られたこの写真は、「SLIM」から放出された小型ロボット「SORA-Q」から撮影されたものです。科学観測が一番の目的ではあるものの、エンジンの脱落でひっくり返しになっていた「SLIM」の状態を捉えた「SORA-Q」もたいへん価値がありました。

コメント

_ いわき市 桂 ― 2024年02月28日 09:34

こんにちわ。宇宙開発は夢があっていいですね。もう昔ですが相模原の宇宙科学研究所の一般公開にも何回か行きました。はやぶさ初号機が打ち上がり「イトカワ」に向かってた頃、地元の大学に打ち上げ実験班に参加した先生が居られて打ち上げの詳細を講演していただきました。ヘルメット姿の先生がビデオに写ってました。講演会の中に一般参加で会津大学の先生が来て居られて、飛び込みで「イトカワ」の立体地形の解析結果を紹介して頂きました。いわき市には探査機はやぶさのリチウムイオンバッテリーを作成した企業があります。宇宙は本当に楽しいですね。

_ 狩野@渋川 ― 2024年03月01日 17:07

桂さん
コメントありがとうございます。
「はやぶさ」懐かしいですね。あちこち故障しながらも何とか地球まで戻ってきてカプセルを切り離したあとそのまま本体も燃え尽きてしまったという、まさに人間ドラマのようでした。
因みに群馬県では富岡市にあるIHIで「はやぶさ」のカプセルを作っていたような記憶があります。

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