12月14日の流星痕をまとめました ― 2022年12月17日 15:57
15日にふたご座流星群の写真を載せましたが、その後調べてみるとこのとき流星痕を残した火球は関東地方で多く目撃され、アストロアーツにもその写真が複数upされていることがわかりました。そこで改めて画像処理をしたところ流星痕の変化がしっかりと捉えられていました。
2枚目は直後のコマですが、それ以降は45秒のインターバルになっています。これまで流星の写真は数多く撮ってきましたが、流星痕が写ったのは今回が初めてです。ネットの情報がなければ3枚目以降には気づきませんでした。最初は細い線だったものが折れ曲がり次第に拡散していく様子は超高空の風の吹き方によるものでしょうが、こんなにも長く光っているのが不思議です。結局全部で10分ほど画像に記録されていました。
流星痕が残るような大きな火球だったので、電波観測でもどこかで捉えられているかと小川さんのHPで調べてみましたが残念ながら該当するエコーはありませんでした。それでも今回は流星痕の写真を撮れただけでもラッキーでした。
[追記]
時間的にどうもこの静止流星がこの火球だったようです。
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