ペルセウス座流星群がピーク2025年08月13日 18:20

本日はペルセウス座流星群(PER)の極大日です。数日前からロングエコーが増え始めていましたが、エコーの明確な増加がみられるようになったのは昨日からでした。印象としては静かにアイドリングをしていて一気に加速していく感じです。各観測周波数での状況は以下の通りです。


VORでは青森に比較して関西の方がエコー増加がはっきりしていて、これは昨年度と同様の結果です。おそらく反射領域の関係でこうなるものと思われます。

FROでは96.7MHz(ソウル)がきれいなグラフになっていますが、実はUT17時台と18時台のエコーをそれぞれ1/3、1/2して計算しています。これはこの時間帯にキャリアを送出する放送局があって、そのためエコーが突出して多くなるからです。


103.2MHz(ウラジオストク)も明確に増加していますが、今月初めのみずがめ座δ南流星群ほどのエコー数には至っていません。これは多数のロングエコーのために共食い現象が起きているためです。


CMORではPERの活発化が見て取れますが、CMORのデータは1日遅れなので明日はもっと赤くなると思われますが、昨年度のように第二のピークがあったりするとまた面白いです。


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