積雪のためノイズが激減2025年02月09日 17:47

当地では昨日から雪が降ったり止んだりで今朝は積雪が10cmを越えました。今年初のまとまった雪です。周辺の太陽光パネルにも雪が積もったため発電ができなくなり、通常日中はノイズで観測ができない103.2MHz(ウラジオストク)のノイズがきれいに消えました。若干ノイズが入る96.7MHz(ソウル)も同様です。



自宅の周りには複数の太陽光発電パネルがあるためどれがノイズの原因になっているのかはわかりませんが、今後増えることはあっても減ることはないでしょうから電波観測の環境はますます悪化の道をたどることは間違いありません。どこか山の中にリモート受信局を設置するようになるのでしょうか。

日中のノイズが大変なことに2025年01月30日 17:09

家庭の事情でしぶんぎ座の記事から更新が止まってしまいましたが、今後もアップロードがあまりできない状態が続くと思います。何卒ご容赦ください。
RMOBグラフの方は何とか修正をしてはいるのですが、このところ日中のノイズが非常に多く困っています。下は本日の修正前の状態です。


青森VORのHROFFT画像は下のようで、関西VORも似たような状況です。


すでに日没になっているにもかかわらずこの状態なので、太陽光発電関連ではなさそうです。なお、下の96.7MHzのノイズは日没後は出てこないのでこちらは恐らくソーラー関係と思われます。


これほどのノイズになると正確なマニュアルカウントは不可能で、おおざっぱな値で埋めるしかありません。それでも大変な手間になってしまいます。何とか収まってほしいものです。

しぶんぎ座流星群がピーク2025年01月04日 16:26

あけましておめでとうございます。
本年も拙ブログをよろしくお願い申し上げます。

さて新年早々のイベントであるしぶんぎ座流星群が昨日ピークを迎えたようです。今年は日本でのピーク時間帯の放射点が低かったこともあって、さほど大きなエコ
ーの増加は見られませんでした。またVORでは未明の方がエコーが多く、FROでは宵の時間帯のエコーが多い傾向がありました。なお、本日(4日)時点では3日を上回るエコーは観測されていません。



それでもウラジオストク(103.2MHz)ではふたご座流星群に匹敵する10分間当たり60個を越えるエコーが観測されました。


CMORでもしぶんぎ座流星群(QUA)の活動がはっきりと見て取れます。


詳しいデータはこちらをご覧下さい。

ー2025年1月ー2025年01月01日 01:12

しぶんぎ座流星群がピーク ―2025年01月04日 16:26

日中のノイズが大変なことに ―2025年01月30日 17:09



2024年を振り返って2024年12月31日 18:34

今年もあっという間の一年でした。そんな中で心に残る出来事をいくつか取り上げて今年のまとめとしたいと思います。
まず電波観測では1月の韓国無変調FMの突然の停波が大きな出来事でした。この周波数で多くの方が観測を始めるようになった矢先のことだったので本当に残念なことでした。全てに於いて終わりのないものはないことを思い知らされました。下は89.4MHzにおける最後のHROFFT画像です。


その後はVORを関西と青森の2波に増やし安定した観測ができるようになりました。またFROも試行錯誤をしながら現在は96.7MHzと103.2MHzで実用性の検証をしている段階です。

次に天体観測ではなんと言っても紫金山・アトラス彗星でしょう。5月から年末まで大いに楽しませてもらいました。これだけの長期間継続して観測を行ったのは1997年のヘール・ボップ彗星以来でした。すでにで紹介した写真も含め、初観測(5月)・東天での観測(10月)・地球最接近時(10月)・最終観測(12月)の順に改めて載せてみました。





2025年の天文イベントでは火星の接近(2月)、土星の輪の消失、皆既月食(9月8日)などがありますが、突然大きな彗星が現れる(彗星のように現れる)のを期待したいところです。

アマチュア無線では今年はあまりアクティブとは言えませんでした。FT8を始めて最初は熱心に取り組んでいたのですが、世界中のほとんどのエリアと交信ができてしまい、後はアマチュア無線人口が少ないところと交信するだけという段階に入ったからでしょう。それでも現在は少なくなったQSLカードが届くとまたやってみようかという気持ちになるので不思議なものです。


いずれにしましても健康に注意し来年も無事に過ごしていきたいと思っています。皆様方におかれましても良い年をお迎えください。