ONKYOのサブウーファー2024年07月02日 19:46

サワフジのダイナマーベル50000を手に入れてから20数年後、アンプを新しくしたのに合わせてサブウーファーがほしくなりました。そこで中古のBOSEを購入したのですがこれは思ったような音が出ず、音質も返って悪くなったように感じたので改めて中古品を探し、手に入れたのがONKYO SKW-205でした。


ラックの中にピッタリ収まるサイズだったのが決め手だったのですが、実際に取り付けて聴いてみるとびっくり!! この曲は本当はこんなに低音があったのかと初めて気づかされました。また、サワフジのスピーカーとも全く違和感なく補い合ってその豊かな音には改めて聞き惚れてしまいました。この製品について調べてみると2000年頃に2wayスピーカーのONKYO D-40とともに5.1chを構成するサブウーファーとして販売されていたようで、最大出力75Wのアンプ内蔵の20cmバスレフ型、再生周波数は30~200Hzとなっています。


現在はサワフジと合わせて2.1chとして使っているわけですが、狭い部屋にはぴったりの構成で、恐らくこれからも使い続けることになると思います。決して高級品ではありませんが私にとっては十分満足な製品です。

サワフジのスピーカー2024年06月25日 10:58

このところ電波観測では特別な話題もないので、まだ一つしか記事を書いていないオーディオのジャンルを取り上げてみました。
1970年代後半から10年間くらいのことですが、最初はお金もなくラジカセだったのを就職して少しずつチューナーやカセットデッキなどを買い揃えていき、最後に買ったのがこのスピーカーSAWAFUJI DYNAMAVEL 50000でした。職場の近くのショップに立ち寄った際「一耳惚れ」して購入したものです。
カタログ上の再生周波数帯域は35~50000Hzで、この機種は12cmウーフアーコーンを発泡スチロールで埋め、その上にアルミフィルムを貼った構造でした。





このサワフジというメーカーはこうした平面型(平面波)スピーカーをメインに製作していた会社でしたが、2001年には同じ音響メーカーであるFPSと提携し、会社がなくなった現在でもその技術は受け継がれているようです。

すでに半世紀近く経った私のスピーカーですが、コーンエッジの痛みもなく、音質に全くの不満はありません。ただ、サイズ的に低音域はどうしても弱く、その後ONKYOのサブウーファーを購入してバランスのとれた音になりました。当時の日本のものづくりのレベルの高さをつくづくと感じます。むしろ自分の聴力の劣化の方が問題です。

テープの移植2020年09月14日 19:22

昔エアチェックしたカセットテープの整理中です。聴き直すと録音した当時のことが思い出されるのですが、それよりも40年経っても磁気が維持されていることに驚かされます。

ただ中にはカセットハーフが歪んでしまったり、テープが固着して巻き戻せないものが何本かあり、いっそ捨ててしまおうかと思いつつも、気に入っている演奏や今となっては聞くことのできないものもあって、中のテープだけを不用なカセットの中身と入れ替えています。

しかし、ドナーにするカセットテープを探すのも一苦労で、なかなかはかどりません。未使用のメタルテープなども出てくるのですが、もうテープに録音することはなさそうです。