ロシア ダリネレチェンスクの結果 ― 2021年08月18日 18:28
8月5日からペルセウス座流星群をはさんで約2週間、ロシアのダリネレチェンスク(69.32MHz)のFROを試験的に行ってきました。結果は下の表の通りです。これまで調べてきたノヴォジャトコヴォやチカロフスコエなどが1:00~5:00の運用状態が一定していないのに対して、ダリネレチェンスクは基本的にキャリアを送出(緑色)していることがわかりました。そのため多少工夫すればある程度使えるデータが取れそうです。
これまでもダリネレチェンスクのエコーを紹介しましたが、韓国の局にも引けを取らないもので、多いときは300/Hほどの数になり、数分間に及ぶロングエコーも何度となく観測されました。
このデータをColorgrammeで処理しました。ただし、時間はUTでなくJSTです。また、1:00~5:00についてはそれ以外の時間とエコー数が極端に違い、グラフにするとわかりにくくなってしまうので、その時間のみ30dB以上のエコーカウントを使用しています。
こうして見てみるとそれなりにペルセウス座流星群のピークを捉えているようです。14日あたりが最も多くなっているので西向きのアンテナの結果とはやはり違っています。もしかしたら話題の突発も多少入っているかもしれませんね。
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