ー2022年5月ー2022年05月01日 01:18

ロングエコーが増加しています ―2022年05月02日 18:19

みずがめ座η流星群が明日極大 ―2022年05月05日 18:31

みずがめ座η流星群がピークとなるも・・・ ―2022年05月08日 09:08

VORで特大ロングエコー ―2022年05月10日 09:57

強烈なEsで朝鮮半島がオープン ―2022年05月17日 18:30

雷シーズンもやってきた ―2022年05月20日 16:28

Eスポと雷のダブルパンチ ―2022年05月23日 17:54

103.2MHzはバックローブだった?! ―2022年05月26日 21:13

やはり103.2MHzは垂直偏波か! ―2022年05月30日 23:42

ヘルクレス座τ流星群を捉えた! ―2022年05月31日 20:30

ロングエコーが増加しています2022年05月02日 18:19

4月30日までの観測データを見ると4月中旬から89.4MHzと92.8MHzでロングエコーが増加しています。これは昨年とほぼ同じ傾向で、89.4MHzでは1日平均10個ほどのロングエコーが観測されていることになります。もしこのまま推移するとみずがめ座η流星群の本番である5月上旬に一つのピークとなり、10日間で150個近いロングエコーが記録されるのではないかと考えています。


みずがめ座η流星群が明日極大2022年05月05日 18:31

みずがめ座η流星群(ETA)は明日極大を迎えます。ただピークはなだらかなのでその前後の日でもかなりのエコーが受信できるはずです。下は今朝のRMOBグラフですが、どの周波数もしぶんぎ座以来のエコー数になっています。


89.4MHzでは昨日だけで1分を越えるロングエコーが6個も記録されました。


CMORを見るとETAが赤を通り越して緑になりつつあります。明日はどうなるのでしょう。


みずがめ座η流星群がピークとなるも・・・2022年05月08日 09:08

みずがめ座η流星群はピークを迎えたようですが、今朝のRMOBグラフを見ると1日の総エコー数はさらに増加傾向にあります。


下は89.4MHzの1日のエコー数変化ですが増加を続けているのがわかります。またロングエコーも増えています。


昨晩のCMORを見ると、みずがめ座η(ETA)が相変わらず活発で、くじら座ω北昼間流星群(NOC)やくじら座ω南昼間流星群(OCE)、5月おひつじ座南流星群(SMA)なども活動しているようです。


VORで特大ロングエコー2022年05月10日 09:57

今朝の8:37頃、串本VOR(112.9MHz)でVORのデータとしては昨年の1月以来最長となる約2分のロングエコーが記録されました。VORでこれほどの長さのものはおそらく数年に一度ではないかと思われます。


小川さんのHPでこの時間での各地の様子を見ると、東北から関西にかけてHRO、VOR、FROで3分前後のロングエコーが観測されていました。みずがめ座η以外にも昼間流星群が活発な時期に入っているので、これからもロングエコーは期待できそうです。因みに92.8MHzでは下のようでした。


92.8MHzが次第にエコーの周波数が下がっていくのに対して、VORは逆に高くなっています。これだけ見ると反射領域が串本と朝鮮半島の間にあって西風に流されたとも考えられますが、大垣や金沢などのHROでは周波数が下がり、宝塚の大島VORは高くなっているので、いったいどのように超高層の大気の流れを考えればいいのか気になります。