ー2025年3月ー2025年03月01日 01:28

春分から流星数は増加 ―2025年03月21日 21:28

春雷 ―2025年03月24日 23:49



春分から流星数は増加2025年03月21日 21:28

春分の頃から電波観測では次第に流星エコーの数が増える傾向にあります。これは流星の元となる塵が宇宙に一様に存在していると仮定した場合、日本では地軸の傾きの関係で春分の頃が最も流星エコーが少なく、秋分の頃に最も多くなるためです。ただ実際には群流星の影響で日周変化のようなサインカーブにはなりません。下は青森VORの例ですが、3月頃が最もエコーが少ないことがわかります。


なお、この時季については周波数や送受信点の距離、アンテナの向きなどで多少ずれがあり、関西VORではまだ顕著な変化は見られず、ソウルやウラジオストクFROは3月に入った頃からすでに増加傾向が見られます、詳しくはこちらをご覧下さい。

春雷2025年03月24日 23:49

今日は風もないどんよりとした1日でしたが、夕方パラパラとにわか雨があり、それと前後して何度か雷の音が聞こえました。下はこのとき青森VORに見られた縦線状の雷ノイズです。


久しぶりにこのノイズを見て、季節が間違いなく変わりつつあることを実感しました。これからしばらくするとEsや雷が心配な季節になっていきます。