いよいよペルセウス座流星群 ― 2021年08月12日 13:23
VORやFROのエコー数にあまり変化が見られなかったのが、ここに来てやっと増加傾向が見えてきました。ペルセウス座流星群(PER)が今夜から明日の朝にかけてピークになります。どうも天気の方は全国的によくないようなので、せめて電波観測ではトラブルなくいいデータが取れることを願いたいです。
CMORを見て、「ベルセウス座の放射点は北側に回っても沈まないのか」と改めて気づきました。これもエコーが多くなる原因なのでしょう。
無事ペルセの電波観測ができました ― 2021年08月13日 15:28
これまでどういう訳か本番になるとPCがトラブったり、Esが発生したりということで、データが満足に取れないことが多かったのですが、今回は何事もなくVOR、FROともに順調に観測ができました。今朝のRMOBグラフは次の通りです。
杉本さんの速報を見るとエコー数自体は例年並みで特に多かったわけではありません。ただやはりロングエコーは多く、FROでは10分間に1分を越えるものが複数含まれる場合がよく見られました。また、普段ロングエコーの少ないVORでも同じ状況でした。
[↓89.4MHz ソウル]
[↓111.8MHz 関西VOR]
[↓69.32MHz ロシア ダリネレチェンスク]
8月13日9時までのエコー数の推移については下の通りです。VORでは1月のしぶんぎ座に次ぐエコー数となりましたが、FROでは7月末のみずがめ座δよりも少なく、普段エコー数の多い89.4MHzではさらに目立ちませんでした。それぞれで違いがあり興味深い結果となりました。
[↓111.8MHz 関西VOR]
[↓89.4MHz ソウル]
[↓92.8MHz ソウル]
西村彗星(C/2021 O1)を撮りました ― 2021年08月14日 23:16
静岡県の西村栄さんが7月22日に発見した新彗星(C/2021 O1)のことを8月10日になって知りました。ちょうど新月に近く珍しく天気もよい予報だったので、11日の4時頃に東北東から昇ってくる彗星を撮影することにしました。高度は5度程度で薄明がどんどん進み、半ば諦めかけた最後の方に何とか写っていました。
西村さんの彗星発見は2個目だそうですが独立発見は初めてで、56年の夢が叶ったのだそうです。そんな彗星の姿を撮影できて何よりでした。もうこれで日本からは見ることはできなくなるようです。
上が北で左下は民家の屋根です。詳しいデータはこちらにあります。
ロシア ダリネレチェンスクの結果 ― 2021年08月18日 18:28
8月5日からペルセウス座流星群をはさんで約2週間、ロシアのダリネレチェンスク(69.32MHz)のFROを試験的に行ってきました。結果は下の表の通りです。これまで調べてきたノヴォジャトコヴォやチカロフスコエなどが1:00~5:00の運用状態が一定していないのに対して、ダリネレチェンスクは基本的にキャリアを送出(緑色)していることがわかりました。そのため多少工夫すればある程度使えるデータが取れそうです。
これまでもダリネレチェンスクのエコーを紹介しましたが、韓国の局にも引けを取らないもので、多いときは300/Hほどの数になり、数分間に及ぶロングエコーも何度となく観測されました。
このデータをColorgrammeで処理しました。ただし、時間はUTでなくJSTです。また、1:00~5:00についてはそれ以外の時間とエコー数が極端に違い、グラフにするとわかりにくくなってしまうので、その時間のみ30dB以上のエコーカウントを使用しています。
こうして見てみるとそれなりにペルセウス座流星群のピークを捉えているようです。14日あたりが最も多くなっているので西向きのアンテナの結果とはやはり違っています。もしかしたら話題の突発も多少入っているかもしれませんね。
ダリネレチェンスクのLIVEを始めました ― 2021年08月23日 15:25
ロシアのダリネレチェンスク(69.32MHz)を試験的に受信してきましたが、この周波数はそれなりに面白いと思うので、もうしばらく継続してデータを取ることにしました。合わせてLIVEも開始したのでご覧下さい。
[特徴]
○基本的に24時間継続して電波を送出している。
○1:00~5:00の間は無変調キャリアの送信となる。
○出力は4kWであるが、無変調時のエコー数が比較的多い(250/H程度)
○日周変化や群流星(ペルセウス座)なども捉えることができている。
○69MHzという低めの周波数であり、アンテナも北向きなので、これまでとは違う様子が見えてくるかもしれない。
[その他]
渋川からは約1140kmで、韓国の局と距離はほぼ同じ。国内での混信はないが、まれにEsで同じ周波数のスコボロディノ(アムール州)が混信することがある。
送信所はダリネレチェンスク市街から北東へ20kmほど離れた山上にあり、アンテナは高さ250mのタワーの150m付近に取り付けられている。















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