これはロングエコーではありません ― 2022年04月06日 14:05
89.4MHzはエコーは多いのですが様々なノイズに悩まされるバンドでもあります。下の例は一見ロングエコーに見えますがそうではありません。これはFM京都の電波による航空機エコーと考えられます。こうした「偽ロングエコー」は多いときには1日に3~5個ほどになることもあります。これらを目視で見分け、その都度再計算をしないととんでもないデータになってしまいます。
ところで「偽ロングエコー」の見分け方ですが、間違いないのは下の92.8MHzのエコーと比較することです。通常のロングエコーならばどちらにも記録されるはずですがこちらにはありません。これは92.8MHzの電波源が航空機エコーを生じる範囲(500km以内)にないからです。たくさん見ているといちいち比較しなくても特徴でわかるようになってきます。通常のロングエコーのような最初のアタックがなく、右下がりで途中で切れてしまう感じで終わります。これは航空機が山の陰に入ってしまうためです。
コメント
_ いわき市 N K ― 2022年04月07日 11:51
こんにちわ。89.4MHzから92.5MHzに4月から変更しました。近隣?からのノイズが定期、定時的に入り対応困難でした。偽ロングエコーも注意したいと思います。アンテナはビニール電線ですので、今回はエレメント片側2.6cmづつほど切って調整しました。
_ 狩野@渋川 ― 2022年04月07日 12:33
桂さん
コメントありがとうございます。
92.5MHzへ変えられたのですね。
HROFFT画像を見させてもらいましたが、時々ノイズにやられてしまう時間もあるようですが、それ以外はきれいにエコーが入っていていい感じだと思います。それにしてもビニール電線とは思えないですね。92.5MHzについては国内に航空機エコーの原因となるような強い局はないので、そうした心配はないと思います。
コメントありがとうございます。
92.5MHzへ変えられたのですね。
HROFFT画像を見させてもらいましたが、時々ノイズにやられてしまう時間もあるようですが、それ以外はきれいにエコーが入っていていい感じだと思います。それにしてもビニール電線とは思えないですね。92.5MHzについては国内に航空機エコーの原因となるような強い局はないので、そうした心配はないと思います。
_ おがわ@つくば ― 2022年04月17日 11:02
この日の偽ロングエコーは最初見たときに形状がおかしいとおもいました。
ここ最近は偽ロングエコーもそうですが、わずかの周波数差で見える偽エコーの方がよっぽど厄介です。40Hzくらいしか違わないところに出るので、注意しながら見ていないとカウントがものすごくズレます。。。
ここ最近は偽ロングエコーもそうですが、わずかの周波数差で見える偽エコーの方がよっぽど厄介です。40Hzくらいしか違わないところに出るので、注意しながら見ていないとカウントがものすごくズレます。。。
_ 狩野@渋川 ― 2022年04月17日 12:32
FROはどうしてもいろいろな偽エコーが入ってしまうので、結構手間がかかりますが、まだ夏のEsに比べればかわいいものです。
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