東村山の電波によるHROの状況2023年10月14日 23:37

この夏から東村山市の神作さんが送信している52.9MHzの電波を受信しています。もともとは流星のヘッドエコーを観測するというのが目的だったのですが、なかなかうまくいかず現在はもっぱら通常のHROとして観測をしています。距離が100kmと近いことや50MHz帯ということもあって、15Wという小出力にもかかわらずVORを上回る流星エコーが観測されています。ただし、航空機エコーが多いためにHROFFTによる自動カウントは不可能で、完全にマニュアルカウントです。


朝方多く夕方少ないという典型的な日周変化は捉えられていますが、欠測時間が多いのはノイズの増加によるものです。このノイズが何かはまだわかっていません。また、これ以外に下のようなアマチュア無線による受信障害も時々見られます。


15秒ごとに感度抑圧を受けているのでHF~50MHz帯で送信されたFT-8の電波によるものと思われます。自分自身がFT-8を送信したときも全く同じ現象が見られるので間違いないでしょう。それにしても我が家の近くにこれほど強い電波を出す局がいるとは驚きです。いずれ50MHz帯のバンドパスフィルタを考えようと思っています。そうすればとりあえずHF帯からの影響は逃れられるでしょう。

コメント

_ いわき市 桂 ― 2023年10月16日 09:19

こんにちわ。こちらも52.905MHzの受信を始めました。以前もセットして受信できることは確認しましたのでオリオン座群の間続けたいと思います。ただANTがGPで垂直系ですのでカウント数は落ちますが数の増減推移は掴みたいと思います。

_ 狩野@渋川 ― 2023年10月17日 09:33

桂さん

東村山の受信を始められたようで楽しみですね。
こちらもまだカウントを始めて半月ほどですが、
とりあえずしぶんぎ座あたりまでやってみて
VORやFROとの違いを見てみようかと思っています。

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