107PHQ ①ファーストインプレッション ― 2026年01月21日 18:54
この鏡筒については現行機種ということもあり、もしかしたら関心を持っている方もいらっしゃるかもしれません。私も購入前に色々と調べたのですが、まだ十分な情報があるとは言えませんでしたので、参考のために見た印象や触ってみた感じ、思ったところなどを書いてみます。
まず個人的には太い接眼部と短い鏡筒でなかなかいいデザインではないかと思います。ですが伸縮式のフードを伸ばすと15cm長くなり、決して短くはありません。鏡筒は白の半光沢塗装、グリーンと黒はカラーアルマイト処理によるもので新鮮な感じがします。タカハシやビクセンでは接眼部や鏡筒バンドはアルミ鋳物ですが、107PHQは削り出しです。仕上げは文句の言いようがありません。こういうところを機械に任せてコストを下げているのでしょう。また必ず必要になってくる鏡筒バンドやアリガタプレート、ハンドルが標準で付属している点は使う人の身になって考えられていると思います。
ちょっと残念だったところは、せっかくのハンドルが鏡筒との隙間が狭く指が入りにくかったことです。鏡筒の重心が前側の鏡筒バンドのあたりにあり、しっかり持てないと落下の危険もあります。私はハンドルと鏡筒バンドの間にワッシャーを2枚入れ3mm高くして無事解決しました。
ピントノブは10倍の微動付きとカタログには書かれていますが、実際は7倍でした。ただし特に不便はありません。それよりもピント位置固定ねじが小さくて使いにくいのと、繰り出し量によってトルクにムラがあるのが少し気になりました。この辺りはしっとりとしたタカハシの接眼部が勝っています。
写野回転装置も簡単に見える割にはしっかり固定できガタ等はありません。ただ、タカハシと違って回転させるとロックねじが一緒に回ってしまい見えなくなってしまうので慣れが必要です。
この鏡筒にはファインダーが付属していません。最近の鏡筒はファインダー別売が増えてきたのですが、たとえ自動導入でも基準星の導入で必要です。ところがAaskarには別売ファインダーの設定がありません。雰囲気の合うものを探してSvBONYのものを購入しましたが、この辺りも何とか考えてくれるといいですね。

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