しぶんぎ座流星群の夜2024年01月05日 15:03

昨日から今朝にかけてしぶんぎ座は大いに頑張ったようです。下は今朝9時までの各周波数のRMOBグラフです。おもしろいのはしぶんぎ座の放射点が地平線下にある18時~23時(UT9時~14時)の間に注目するとVORとHROではスパッとエコーが落ちているのに対して、FROの2つはなだらかな谷になっています。もしかするとFROは送受信点の距離が東西に1000kmもあるため、電離層付近でしぶんぎ座の放射点が地平線下になる時間が東と西でずれが生じてこのようになるのではないかと考えてみました。どうでしょうか。


今回はあまり条件がよくないので流星の撮影はせず、月が出るまで彗星の撮影をしていました。そのときふと北に目を向けると緑がかった明るい流星が子持山のすぐ上を東から西に向けてほぼ水平に流れていきました。方角からしてしぶんぎ座流星群に間違いないでしょう。時刻は5日0時20分頃でした。彗星の撮影は上手くいきませんでしたが、本物のしぶんぎ座流星群が見られたのでラッキーでした。以前撮った北天の写真に流星のイメージを重ねてみました。


やはりカメラでとられていました。こちらをご覧下さい