11日から89.4MHzと97.0MHzで停波継続中2024年01月13日 09:23

10日に97.0MHzで5時間の停波があったのですが、翌11日16:10頃から89.4MHzと97.0MHzの両方でエコーが消失し、すでに41時間が経過しています。


97.0MHzについてはまだ経験が浅いため何とも言えませんが、89.4MHzはこれまでの4年あまりの観測の中で一定期間エコーが減少することはあってもエコーが全くなくなるということはほとんどありませんでした。

気になるのはこの二つの周波数はともに北朝鮮のプロパガンダ放送「統一のこだま」のジャミングとしてソウルから放送されている無変調のFM波だということです。特に89.4MHzでは1日3回の「統一のこだま」の放送が行われる時間には韓国のジャミングによるエコーとは明らかに違う「統一のこだま」のエコーも同時に確認できました。ところが11日朝7時の放送を最後にこのエコーも確認できていません。本来なら韓国のジャミングが止まれば北朝鮮のエコーだけが1日3回確認できるはずなので、これは「統一のこだま」の電波も止まっていると考えるべきと思います。

つまり、「統一のこだま」が放送をやめたので、韓国もジャミングを停止したということでしょう。北朝鮮側が放送機器の保守などで放送を一時停止しているならば早期に復旧するでしょうが、政治的な意図があって放送を停止したとすればこの先この2つの周波数を電波観測に使うことは諦めなければなりません。
現在92.5MHz、92.8MHzは特に変化なく電波が出ているようです。あと数日しても状況が変わらなければこれらの周波数に変更せざるを得なくなるかもしれません。そうならないことを祈るばかりです。