ポンス・ブルックス彗星4回目の撮影2024年03月11日 16:54

昨日は新月、さらに西高東低の気圧配置で夜に向けて次第に晴れるという予報を見て、またまたポンス・ブルックス彗星の撮影に出かけました。前回は出発が遅くなってしまったので、今回は日没前に家を出発前回とは違う赤城の山麓に向かいました。上信越国境の山々までくっきりと見える絶好のコンディションでしたが、北風が強く体感温度は-10℃くらいでした。


ポンス・ブルックス彗星は写真の中央のあたりに沈んでいきます。左奥の山々は長野県との県境(約60km)です。18:30頃に北極星が見えてきたので極軸を合わせて彗星を導入し、オートガイドのキャリブレーションなどが終わると辺りはすっかり夕闇に変わっていました。19:00頃から撮影を開始しました。


予定の撮影ができたので、レンズを換えてさらに撮ろうかとも思ったのですが、あまりの寒さで手がかじかんでしまい断念しました。さっさと片付けをして20分後には自宅に到着しました。


低空なのでかぶりがありますが、尾がさらに成長し構造がより鮮明に見えるようになりました。この彗星は肉眼彗星にはならないようですが、今回は望遠鏡のファインダーで見ることができました。詳しいデータはこちらへ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://sco.asablo.jp/blog/2024/03/11/9666693/tb