2024年を振り返って2024年12月31日 18:34

今年もあっという間の一年でした。そんな中で心に残る出来事をいくつか取り上げて今年のまとめとしたいと思います。
まず電波観測では1月の韓国無変調FMの突然の停波が大きな出来事でした。この周波数で多くの方が観測を始めるようになった矢先のことだったので本当に残念なことでした。全てに於いて終わりのないものはないことを思い知らされました。下は89.4MHzにおける最後のHROFFT画像です。


その後はVORを関西と青森の2波に増やし安定した観測ができるようになりました。またFROも試行錯誤をしながら現在は96.7MHzと103.2MHzで実用性の検証をしている段階です。

次に天体観測ではなんと言っても紫金山・アトラス彗星でしょう。5月から年末まで大いに楽しませてもらいました。これだけの長期間継続して観測を行ったのは1997年のヘール・ボップ彗星以来でした。すでにで紹介した写真も含め、初観測(5月)・東天での観測(10月)・地球最接近時(10月)・最終観測(12月)の順に改めて載せてみました。





2025年の天文イベントでは火星の接近(2月)、土星の輪の消失、皆既月食(9月8日)などがありますが、突然大きな彗星が現れる(彗星のように現れる)のを期待したいところです。

アマチュア無線では今年はあまりアクティブとは言えませんでした。FT8を始めて最初は熱心に取り組んでいたのですが、世界中のほとんどのエリアと交信ができてしまい、後はアマチュア無線人口が少ないところと交信するだけという段階に入ったからでしょう。それでも現在は少なくなったQSLカードが届くとまたやってみようかという気持ちになるので不思議なものです。


いずれにしましても健康に注意し来年も無事に過ごしていきたいと思っています。皆様方におかれましても良い年をお迎えください。

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