テープの移植2020年09月14日 19:22

昔エアチェックしたカセットテープの整理中です。聴き直すと録音した当時のことが思い出されるのですが、それよりも40年経っても磁気が維持されていることに驚かされます。

ただ中にはカセットハーフが歪んでしまったり、テープが固着して巻き戻せないものが何本かあり、いっそ捨ててしまおうかと思いつつも、気に入っている演奏や今となっては聞くことのできないものもあって、中のテープだけを不用なカセットの中身と入れ替えています。

しかし、ドナーにするカセットテープを探すのも一苦労で、なかなかはかどりません。未使用のメタルテープなども出てくるのですが、もうテープに録音することはなさそうです。

コメント

_ いわき市 N.K ― 2021年09月24日 17:44

 こんにちわ。以前の投稿を拝見して思い出しました。カセットデッキで世界で名声を博した東京小平市N社を訪問した際、社内のオーディオルームでカセットデッキを試聴させて頂きました。最高のカセットデッキでしたのでいい音とうっとりしました。そして当時出始まったCDの音と聞き比べしましたが、音質の差が歴然として先々CDが伸びると感じました。最高のカセットデッキと最高のパワーアンプと最高のスピーカでの試聴でした。

_ 狩野@渋川 ― 2021年09月24日 22:53

桂さん
コメントありがとうございます。
オーディオはたいしたものは持っていないのですが、
無線の雑音を聞くよりもきれいな音を聞く方が好きです。

N社はナカミチでしょうか。
とても手の出るような品物ではなかったのだけ覚えています。
当時は新しいヘッドだとかノイズリダクションだとか、
メタルテープだとか次々と開発されて活気がありましたね。

おっしゃるように今のデジタルの音とは段違いですが、
たまには昔のテープを聴くのもいいものです。
ちょうどデジタルカメラとフィルムカメラのようなもので
それぞれ持ち味がありますよね。

最近電波観測の記事ばかりになっているので、
また、オーディオねたでも書きましょう。

_ いわき市 N.K ― 2021年09月25日 10:13

こんにちわ。N社はナカミチです。カセットデッキの性能の要はヘッドですが、聞いた話ですが青森工場の女性作業員の神業の技能で作られていたそうです。訪問の目的は当時車メーカーのT社がアメリカ向け最高級車L車の開発ですべてが最高のとの目的でカーオーディオも最高のカセットメカを搭載しました。当方はそのFMチューナーを担当しました。L車への実装試聴では走る応接間の雰囲気を実感しました。このL車は当時の評価誌JDパワーのカーオーディオ部門でNo.1を獲得しました。L車のオーディオはP社とナカミチがオプション設定でした。

_ 狩野@渋川 ― 2021年09月26日 23:13

Pはパイオニアですかね。当時はオーディオメーカーといえば最初に出てくる名前でしたよね。桂さんもそちらでお仕事をされていたのでしょうか。探せばまだスピーカーとかのカタログがあるかもしれません。ですが、なぜかパイオニアの製品だけ持っていないのです。

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