しぶんぎ座 大ブレイクか ― 2021年01月04日 14:58
昨夜のしぶんぎ座流星群は、杉本さんの速報を見ると、ピークは昨年の2倍以上の規模だったようです。ただ残念なのはその時間帯が日本では放射点が地平線下だったことで、もし観測可能な時間帯だったらどんなにすごいことだったでしょうか。
日頃エコー数の少ない関西VORでも今回は明確に活動が捉えられていました。また、鹿児島FROは今回がシステムが整って最初の大きな流星群となったのですが、こちらもきれいなグラフが得られました。なお、京都FROについては今日が月曜日に当たるため、他のFM局が試験電波を発射することによる影響を心配していたのですが、やはり、1時~4時の時間帯でノイズレベルが上昇し、それに伴ってエコーカウントが10分あたり80を越える状態になってしまいました。そのため、鹿児島のエコーを参考にRMOBのデータの調整を行いました。同じようなデータが得られるシステムがもう一つあるというのは心強いです。
今回不思議だったのは、思いの外CMORでしぶんぎ座流星群(QUA)の色があまり赤くならなかったことです。見ていない時間に大きく変わっていたのかもしれませんが、アーカイブがあるといいなと思いました。
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