ー2022年3月ー ― 2022年03月01日 01:12
HPの観測データを更新しました ―2022年03月01日 11:25
VORとFROでのエコーの差 ―2022年03月06日 12:37
北方面のFROの可能性について調査しています ―2022年03月10日 11:51
エコー数がいよいよ上向きか? ―2022年03月11日 12:03
HROFFTのフリーズ問題について ―2022年03月18日 12:53
再び垂直偏波でのFROにチャレンジ ―2022年03月25日 10:34
CMOSセンサーのクリーニング ―2022年03月29日 17:09
HPの観測データを更新しました ― 2022年03月01日 11:25
3月になったのでホームページの観測データを更新しました。いつも10日ごとに更新しているのですが、2月は28日までなので前回の更新からあっという間でした。
まず各バンドのエコー数ですが、VORや92.8MHzがあまり昨年と変わらないのに対して、89.4MHzは相変わらず下降線をたどっています。昨年だと3月に入るとエコーが増加していましたが今年はどうなるのでしょう。
FROのロングエコーを見ると昨年は4月上旬まで減少が続き、その後急速に増加していきました。今年は昨年よりもなめらかに変化していますが、総エコー数とロングエコー数がどう関係しているのかなども興味があるところです。
最後にノイズファイルですが、VORはどうもこんな調子でこれからも行きそうで、多少手間がかかりそうな予感です。それと困ったのは昨晩10時頃に串本の送信機が入れ替わったのですが、周波数のずれを予想して低めに周波数を設定していたにもかかわらず、切り替わった後のエコーがHROFFTの画面に収まらなかったことです。こんなにずれるVORはあまりないと思います。
VORとFROでのエコーの差 ― 2022年03月06日 12:37
北方面のFROの可能性について調査しています ― 2022年03月10日 11:51
2月上旬まで垂直偏波の可能性について調べていましたが、結局国内には使えそうなFM局は見つからなかったので、その後アンテナを水平に戻して北に向け、東北・北海道方面の主な国内局(76~95MHz)を調べていました。以前にもざっと調べたことはあったので予想はしていましたが、いずれも航空機エコーがとても多く流星エコーのカウントは困難でした。
そこで、先月下旬から95~108MHzのロシア局の調査を始めました。具体的にはサハリンと沿海地方で東京から1500km以内、出力が3kW以上のFM局です。現在までに10局あまりを調べましたが、そのほとんどは1日でもエコーが数個というレベルでした。これは周波数が高いこと、アンテナ(AF-4)の使用範囲を超えていることが関係していると思いますが、唯一103.2MHzは少し可能性があるかもしれません。この周波数にはウラジオストクのラジオシャンソン(4kW)とサハリンのポロナイスクからラジオロシア(4kW)が出ているのですが、日中ほとんどエコーはないものの、午前1時~5時にかけては1時間に20個前後のエコーが確認できます。エコーの様子から見てこの時間はキャリアに切り替わっているようです。
偶数周波数なので韓国の電波ではないと思いますが、ジャミング波の可能性もあるのでどの局の電波なのかアンテナの方向を変えてみたりしながらしばらくこの103.2MHzを調べてみようと思います。
エコー数がいよいよ上向きか? ― 2022年03月11日 12:03
本日HPの観測データを更新しました。89.4MHzのエコー数を見ると、相変わらず昨年より少ないものの、現在が最低レベルで今後は増加に転じる雰囲気です。VORや92.8MHzについてもあまりはっきりした変化は見られませんが同様な傾向です。
先月悩まされたVORのノイズですが、この10日間はだいぶ少なくなり、全くノイズがない日も何日かありました。これが続いてほしいと思っています。それにしても92.8MHzのノイズの少なさには驚かされます。実質的にはロングエコーでオーバーカウントしたファイルを修正する程度で、ノータッチの日が多いです。
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