99.8MHz(中国)のFROを試験中2022年09月14日 11:11

先月末から中国のFM局を使ったFROの可能性について調べています。中国では87.0MHz以上がFM放送帯となっており、割り当て間隔は日本と同じく100kHzですが、国土も広いことから一つの周波数に数10局というのは普通で、全体では数万局あるようです。今回は日本に近い中国東北部で10kW以上の局、なお且つ韓国の放送とかぶらない偶数周波数の局を選んで受信してみました。まだ該当する全ての局を調べてはいないのですが、95MHz以下は国内の局との混信でうまくいかず、95MHz以上はエコーが一日数個程度と少なく実用にはなりませんでした。そこでAF-4の特性として100MHz付近からバック側の方がゲインが高くなることから、アンテナを逆方向に向け99.8MHzの瀋陽(シェンヤン)を受信してみたところ少し可能性を感じたのでこの数日試験用ライブで連続して受信しています。


瀋陽までは1460kmほどあり、電波観測として限界に近い距離になるのですが、エコーの数は多くはないものの思った以上に明瞭で日周変化も確認できました。UT14時と21時(JST23時と6時)にエコーの増加が見られますが、これはこの時間の放送内容によるものでしょう。


また、ロングエコーも確認できました。下は9月12日7時10分台のHROFFT画像ですが、17分頃から2分間ほどのロングエコーが見られますが、同時刻の92.8MHzにもやや薄いエコーが確認できます。



これらのことから99.8MHzは中国瀋陽の局とみて間違いないだろうと思いますが、もうしばらく連続して様子をみたいと思います。ただ残念なのは線状のローカルノイズがすぐ下に出ていることです。

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