ー2023年2月ー2023年02月01日 01:28

ヘール・ボップ彗星 ―2023年02月06日 15:43

4回目のZTF彗星 ―2023年02月09日 09:15

ブラッドフィールド彗星のかけらに再会? ―2023年02月13日 15:33

89.4、92.8MHzなどで短時間のエコー消失 ―2023年02月15日 17:31

5回目のZTF彗星 ―2023年02月18日 14:30

92.8MHzで2日間のエコー減少 ―2023年02月24日 18:14

VORと92.8MHzでノイズの嵐 ―2023年02月25日 19:39

月曜日の観測について ―2023年02月27日 13:01



ヘール・ボップ彗星2023年02月06日 15:43

先日の記事でヘール・ボップ彗星についてコメントをいただいたので、当時の写真を載せてみました。1997年3月12日の午前4頃の北東方向です。前日の夕方には北西方向にあるヘール・ボップ彗星も撮っていました。デジタルカメラがあったらもっと素晴らしい写真が撮れていたと思いますが、初めてデジカメで彗星を撮ったのは2004年のブラッドフィールド彗星(2004 F4)でした。


この当時は我が家の周りは畑ばかりで、北東方向は尾瀬や奥日光の山々まで見通せていましたが、今は家が立ち並んでしまいました。

4回目のZTF彗星2023年02月09日 09:15

昨晩は薄明終了から月出まで約1時間あったので、2月2日の地球最接近を過ぎた彗星がどうなったか撮影をしてみることにしました。18:30頃から撮り始めたのですが、ガイドがうまくいきません。おかしいなあと思って確認するとケーブルが引っ張られていました。忙しく準備をするとこんなことが起こりやすいものです。結局使える画像は19:00過ぎからのものだけになってしまいましたが、30分撮れたので十分でしょう。


彗星の明るさは前回よりも明らかに暗くなっていて、ガイドカメラでようやく確認できるといったところでしたが、それでも何とか彗星核ガイドはできました。今回は空の透明度はもう一歩だったのですが、彗星の位置が天頂あたりだったのでまあまあの画像が撮れたかと思っています。それでもイオンの尾はわかりにくくなりました。(左手方向に伸びています) 詳しいデータはこちらです。

ブラッドフィールド彗星のかけらに再会?2023年02月13日 15:33

昨日流星電波観測報告会が開催され、オンラインで参加させてもらいました。設営したいただいた小川さんには大変お世話になりました。ほぼ1日ということで長いかなあと思っていたのですが、始まってみると興味のある話題が次々と出てきてあっという間でした。
ところで昨年の11月27日に89.4MHzとVORに記録されていたエコーが、ビデオ観測での火球と一致していたことについての発表があったのですが、そのときの私の画像がSonotaCoの掲示板に載っていますのでご覧下さい。驚いたのは母天体候補になっていたのが、先日取り上げたC/2004 F4 ブラッドフィールド彗星だったことです。今から19年前に初めてデジタルカメラ(D70)で撮った彗星で、肉眼でも車のヘッドライトと見間違えるようなまっすぐな尾が赤城山から上がってくるのには驚かされましたが、撮影してみてデジカメの画像にはもっと驚かされました。


今回の火球がこの彗星のかけらかどうかは確定ではありませんが、間違いなく自分の中でベスト8に入る彗星に再び会えたようでちょっとうれしい出来事でした。

89.4、92.8MHzなどで短時間のエコー消失2023年02月15日 17:31

今朝、8時34分頃から9時55分頃にかけて約1時間20分ほどのエコー消失がありました。小川さんのHPで確認してみると92.5MHz、97.0MHzでもほぼ同時にエコーがなくなっていたようです。



これまで4つの周波数で同時に電波が止まることはなかったように思うので、何かそれなりの理由があるのだと思いますが、こういうこともFROの局数が増えてきてわかるようになったことです。