夕方の西村彗星を捉えたい! その22023年09月25日 13:28

昨日は夕方の西村彗星(C/2023 P1)を撮れる最後のチャンスでした。朝からさわやかな秋晴となり、GPVでも夕方の西の空に雲は出ないようなので、日没前に赤城西麓の標高750mあたりまで行って撮影してきました。下の画像は午後6時0分のものですが、中央やや右のピークが長野との県境にある四阿(あづまや)山、やや左のピークが浅間隠(あさまかくし)山で、見えるとすればこの二つの山の間あたりなのですが、帰って画像を色々と処理してみたものの、結果的に彗星は確認できませんでした。彗星のすぐ左にあるはずの火星とスピカも確認できなかったので、やはり空がまだ明るすぎたということでしょう。


それにしてもこんな澄み渡った空を見るのは何ヶ月ぶりでしょうか。今年の夏は日中はとんでもなく暑く夜は曇るということが続いていたので、秋になったのだなあとつくづく感じました。「暑さ寒さも彼岸まで」とは本当によく言ったものです。
ついでに榛名山の方角にもカメラを向けてみました。


普段は見えない浅間山がここまで昇ってくると榛名の向こうに見えてきます。噴煙が北の方にたなびいているのがよくわかります。中腹にある伊香保温泉にも灯がともり始めました。