京都・鹿児島FROは、ピョンガンFRO・ヨナンFROへ2021年03月24日 11:30

これまで京都FRO・鹿児島FROと当たり前のように書いてきたのですが、実は電波の発信もとが京都・鹿児島のFM局ではではない可能性が高くなったので、本日からそれぞれをピョンガンFRO・ヨナンFROと変更いたします。

京都FROの周波数89.4MHzと鹿児島FROの92.8MHzについては、国内・韓国の周波数資料を見る限り、FM京都の3kWとMBC鹿児島の1kWが最大出力の局で、この電波が流星エコーとして受信されていると考え、それぞれ京都・鹿児島FROとしてきました。ところが、先日北朝鮮のFM局を検索する中で新たな資料を発見しました。この資料によると驚くことに北朝鮮には100kWのFM局が存在していたのです。そして、そのリストの中には89.4MHz(ピョンガン)、92.8MHz(ヨナン)、そして先日ここで報告した92.5MHz(ケソン)が入っているではありませんか。それ以外に97.0MHz、97.8MHz、103.7MHz、105.2MHzが記されており、すぐに確認したところいくつかの周波数で明瞭なエコーが見いだされました。そこで、杉本さんにも連絡を取り、改めて確認をお願いしました。その結果、この資料のデータはどうも信頼できそうだということになったのです。

こうした経緯により本日から上記の通りFROの名称を変更することにしました。これが事実ということになると、今まで書いてきた記事でおかしなことになってしまうものがもたくさんありますが、何卒ご容赦ください。

振り返ると、京都FROや鹿児島FROについては多くの謎がありました。
①国内で「京都」「鹿児島」以外にこれに匹敵するエコーが得られる局が見つからないのはなぜか。
②「京都」よりも遠く出力の小さい「鹿児島」が「京都」と同程度のエコーがあるのはなぜか。
③「京都」と「鹿児島」では距離が3倍も違うのにエコーが7~8割ほど一致するのはなぜか。
④「京都」FROで時々エコーが消失することがあるのはなぜか。
⑤「鹿児島」FROのエコーに60Hzの変調が確認されるのはなぜか。
①~③は北朝鮮のほぼ同じ場所から100kWで送信されていること、④、⑤は北朝鮮の電力事情だとすると納得できます。

今回のことでわかったのは、100kW(多分間違いない)だから「京都」「鹿児島」のような多くのエコーが得られたということで、逆に言うとFROでは最低でも数10kWの出力がないとある程度のエコーは見込めないということかもしれません。だとするとちょっとさみしいのですが。

杉本さんと連絡を取り合った中で、FRO初心者にはこの周波数を勧められるのでいいのではないかという話が出ました。ぜひいろいろな方に日本各地からチャレンジして欲しいと思います。

新しいライブサイトはこちらです。




試験的に受信したHROFFT画面を以下に示します。
上から97.5MHz、103.7MHz、105.2MHzです。アンテナ(AF-4)の周波数範囲を超えているので、エコーは少なめだと思います。