89.4MHzにおける航空機エコー2022年01月27日 19:54

FROを始めた当初、89.4MHzのエコーはFM京都の電波によるものと考えていました。それはFM京都以外に該当しそうな局が国内になかったからです。その後電波のもとが朝鮮半島の無変調キャリアと判明したわけですが、FM京都の電波によるエコーが全く含まれていなわけではなく、韓国の電波が止まったときの様子を見ると1時間に数個のレベルでFM京都の電波による流星エコーも含まれているようです。ところで、FM京都の送信所は渋川から350kmしか離れていないため、航空機エコーが1日に数回は観察されます。下は本日観測されたFM京都の電波によると思われる航空機エコーです。


FROにおける航空機エコーでは、実際の流星エコーを大きく上回るようなカウントになってしまことがあるので、その都度マニュアルでカウントし、それと同じカウント数の別ファイルと入れ替えて再計算しています。98.2MHzでは航空機エコーが見当たらないためこうした手間はありません。

コメント

_ いわき市 N.K ― 2022年01月29日 12:01

こんにちわ。情報有難うございます。こちらの89.4MHzでも同様なエコーが出てますが今後は集計時に補正を掛けたいと思います。FM京都、韓国、北朝鮮・・・送信源の特定はなかなか難しいですね。(ちなみに小生の実家は京都市内です。)

_ 狩野@渋川 ― 2022年01月30日 13:07

桂さん
コメントありがとうございます。
89.4MHzはエコー数が多いのはメリットなのですが、
やってみると北朝鮮の電波が混じったり、航空機エコーが入ったり、
相互変調が入ったり、韓国の電波が不安定だったりと
集計にはなかなか手間がかかります。
因みに月曜早朝の相互変調の時間帯では1時間6ファイルのうち
エコー数の多い方から3ファイルをカットしてカウントしています。
そうすると概ね通常の日周変化のカーブになります。
桂さんのご実家は京都だそうですが、そう言われればお名前も
京都という感じですね。

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