92.8MHzに見られる平壌FMのエコー2022年01月30日 14:09

92.8MHzについては最初エコーのもとは鹿児島の南日本放送、その後北朝鮮の平壌FM(ヨナン)と考えていましたが、現在はエコーの多くが89.4MHzと一致していることから、89.4MHzと同じくソウルの無変調キャリアであると考えています。現在92.8MHzには89.4MHzのような他の送信局からのエコーの混入はほとんど見られないのですが、まれには見つかることがあります。下は今朝7時過ぎのHRPFFT画像ですが、80Hzほど上にエコーが2つ見えています。


南日本放送は出力が1kWと小さいことやエコーのタイミングが上下で合っていることを考えると、おそらく北朝鮮(ヨナン)からの電波によるものだと思われます。89.4MHzに比べると92.8MHzは北朝鮮からの電波自体は弱いようで、同様のエコーは1日を通しても7個ほどしか見つかりませんでした。余分な電波がほとんど入らずなお且つ安定しているという点で、現在のところ89.4MHzよりも92.8MHzの方がFROとしては信頼性があるように感じます。

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