FROと韓国のFM局2020年09月15日 20:46

FROがうまくいくかは、多くのFM局の中から、FROに適した局を探し出せるかにかかっています。少なくとも1kW以上の出力があり、直接波が入らず、航空機エコーも少なく、近接する周波数からのかぶりがないということを考えて色々と探すわけですが、それでも実際にHROFFTで見てみると、流星エコーかどうかよくわからない信号が含まれていて、悩むところです。

上のHROFFT画面は以前88.9MHzのNHK熊本を受信していて気になったエコー(?)です。ほとんどの場合毎正時の4分前からこれと全く同じパターンのエコーが現れるのです。他のNHKを受信していた時はこうしたものはなかったので、どこか他の局が混信しているのだろうとは思っていました。

最近、この88.9MHzには釜山MBC-FMの5kWが出ていることがわかりました。1kWの大分とはあまり距離も変わらないので、受信していたエコーの多くは釜山だった可能性があります。FM局を探すときに国内の一覧表を見るだけでは不十分だということを痛感させられました。ちなみに、韓国は100kHz台が奇数の200kHzステップになっているようです。

次のサイトが参考になると思います。
http://www.asahi-net.or.jp/~PX8S-ITU/BCL/BCL_AMsubdata1.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~PX8S-ITU/BCL/BCL_AMsubdata2.htm