11月22日のロングエコー突出は何だったのか ― 2023年12月02日 17:43
月末の集計まで待って書こうと思っていたのですが、11月下旬は昨年に比較して20秒以上ロングエコーの数がおよそ2倍ほど観測されていました。多いと感じてはいたのですが、グラフにしてみて改めて確認できました。
これを1分以上のロングエコーで見ると明らかに突出しています。5月のみずがめ座η流星群とほとんど同じレベルです。ただ全体のエコーは特に多くなっているわけではなく、ロングエコーだけが多いというのが興味深いところです。
ピークは11月22日でしたが、この時期に関係しそうな流星群としては、18日が極大のしし座流星群(LEO)、22日が極大のいっかくじゅう座α流星群(AMO)などが考えられます。ただCMORで見る限りこれらが活発になった様子はありません。唯一活動が見られたのが11月オリオン座流星群(NOO)で、11月29日が極大となっています。現在ではNOOはさらに活発になっていますが、ロングエコーはすでに落ち着いていますのでNOOが原因だったというのも考えにくいです。
とにかく普段よりも大粒の流星をもたらした不明な群がありそうです。将来これがはっきりして今回のロングエコーの突出が解決されるのを期待したいと思います。



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