79.8MHzの状況 ― 2020年11月05日 13:50
93.5MHzの状況 ― 2020年11月06日 11:54
91.9MHzの状況 ― 2020年11月07日 10:14
FRO再調査は一旦終了 ― 2020年11月08日 11:01
約一週間、まだ確認をしていなかった周波数を中心にFROの可能性を調べてきました。観測時間の十分でないものもありますが、めぼしいものはだいたい確認できたと思うので、一旦DPによる調査を終了したいと思います。ここまでの段階でわかったこと気づいたこと等をまとめてみました。
①76~95MHzにわたって調査した結果、FM京都に匹敵するエコー数、エコーの質(航空機エコーやノイズが少ない)のFM局は見つからなかった。FM京都については、3kWの電波を主に東向きに送出しており、350kmという絶妙な距離のために多くの流星エコーが得られていると考える。また、間に山があることも航空機エコーが少ないことと関係しているのであろう。さらに、同一周波数や隣接周波数にローカル局がないことも恵まれていた。休止時間のない24時間完全放送の局は民放では限られており、FM京都がそれに該当したことも幸運であった。
②名古屋・大阪の大出力の局が思ったほどエコーが入らなかった。この理由として送信所の多くが都市の東側に設置されており、電波が西側に向けて出ていることが確認できた。京都でも比叡山側にある94.9MHzはほとんどエコーが入ってこなかった。送信所のアンテナ方向も重要であると感じた。
③76MHz帯についてはいくつかの周波数で76.1MHzと同じようなエコーが見られた。形や出現の仕方にパターンが見られるので、どうも流星エコーではなさそうである。近くの機器のノイズかもしれない。
④FM補完中継局については、地方の主要局の多くが東京の局と隣接した周波数に設定されており、確認が不可能なものも少なくなかった。この周波数帯には、中国や韓国の局が多く出ており、Eスポシーズンには観測不能となる時間帯も多いと思われるが、まだ調べれば利用できる国内局があるかもしれない。
FROの可能性についてはアンテナが変われば状況も変わるので、後日また調べてみたいと考えている。なお、下は京都FROで現在使用している3エレ八木と調査に使用したDPの同一時間での比較画像である。
星ナビを買いました ― 2020年11月09日 15:04
久々に「星ナビ」を買いました。以前は毎月購入していましたが、このところは大きなイベントがない限り、カレンダーが付録として付いてくる12月号だけを購入しています。
記事では12月6日に地球にカプセルを投下する「はやぶさ2」と12月21日に大接近する木星と土星を中心に取り上げていました。前回の燃え尽きた「はやぶさ」には感動しましたが、「はやぶさ2」のカプセル帰還の様子はまた中継されるようで、きっとまた盛り上がるでしょう。わずか数年での技術の進歩に驚かされます。
12月21日の木星と土星の大接近は、互いが0.1度まで近づいて肉眼では一つに見えるほどになり、これほど近づくのは397年ぶりだそうです。これも見過ごすわけにはいきません。ぜひ好天を期待したいと思います。
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