銀の河 Blog

先週、京都・鹿児島FROでEスポによる中国のFM局の混信がありました。夏場になるとこうしたことは頻繁にあるのでやっかいなものですが、いったい中国にはどの周波数にどのくらいFM局があるのか調べてみました。検索で見つかったのは、

というサイトで、最近まで更新されているようなので信頼できそうです。

これを見ると中国のFM放送は、87.0MHz～107.9MHzまで100kHzステップで割り当てられていて、出力は一般的に0.1、0.3、1、3、10kWとなっているようです。京都FROの周波数89.4MHzには14の局があり、1kWが8局、3kWが3局でした。このうち、日本に近い安徽省や山東省、河北省などの局が混信してくるのではないかと考えられます。

また、鹿児島FROの周波数92.8MHzには23局が見つかり、そのうち1kWが3局、3kWが2局、10kWが2局でした。北九州から上海までの距離はおよそ900kmなので、九州方面にお住まいの方ならば中国のFM局もFROとして利用できそうです。