8月末までのエコー数のまとめ2021年08月31日 18:12

今日で8月も終わりです。何となく暑さもしのぎやすくなってきました。今月のメインイベントだったペルセウス座流星群は、ピークを過ぎてヨーロッパ・北米方面での突発出現ということで驚かされましたが、地道に観測を続けていればこんなことにも巡り会うかもしれません。

111.8MHz、89.4MHz 、92.8MHzのこれまでのエコー数変化をまとめました。(Es等で観測できなかった部分は推定値で埋めてあります)

[111.8MHz 関西VOR]
「基底状態」まで戻ってきた感じです。ペルセウス座流星群をはっきりと捉えています。地震計には強震計と弱震計があるとのことですが、関西VORは言うなれば日頃はほとんど振れずにここ一番でしっかり記録する強震計に当たるのではないかと思っています。


[89.4MHz ソウルFRO]
ペルセウス座流星群で思いの外エコー数が伸びなかったことを以前書きましたが、ロングエコーの整理をしていてその理由がはっきりしました。13日、14日の夜はほとんどのHROFFTファイルにロングエコーが入っていたのです。これにマスクされてしまってカウントが大幅に減ってしまったのでしょう。時間があればRMOBのエコー継続時間のデータを使って調べてみたいと思います。


[92.8MHz ソウルFRO ]
こちらもVORのグラフのように「基底状態」まで下がった様子です。なぜ89.4MHzのように全体が持ち上がるようなグラフにならないのか謎のままです。89.4MHzでは他のバンドが捉えていないような微小な流星の季節変化を捉えているのでしょうか。答えが出るにはまだまだ時間がかかりそうです。


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