89.4MHzにおける北朝鮮と韓国のエコーについて2021年10月14日 14:34

心配していた89.4MHzのエコーも昨日の昼頃から通常の数値に戻ったようです。
ところで、今朝は7時を過ぎても北朝鮮の放送による変調のかかったエコーは観察されませんでした。かわりにエコー数が通常の2倍近くになり、この状態が8時20分頃まで続きました。こうしたことからおそらくこの時間は北朝鮮からも無変調の電波が出ていたのではないかと考えられます。実はこれと同じ様子が10月8日の朝にも見られました。下の2枚のHROFFT画像はそのときのものですが、ロングエコーを注意してみるとごくわずかに(10Hzほど)ずれているのがわかると思います。



どちらが北朝鮮でどちらが韓国なのかわかりませんが、双方から無変調電波が出ているとすると、受信場所からの距離はだいたい同じと考えられるので、エコーの大きさからどちらの出力も同じ程度ではないかと考えられます。また、ロングエコー以外はあまり一致したエコーは見られないので、やや離れた場所に送信局があるのでしょう。これも直接放送を聞いているわけではないので推測ですが・・・