ペルセウス座流星群 活発な活動続く2022年08月15日 11:13

ペルセウス座流星群はピークとされる13日を過ぎても活発な活動が続いています。昨晩は午後10時頃から一気にエコーが増加し、一昨日とほぼ同レベルの活動が確認されました。FROでは全体として毎日1時間くらいずつ活動が前倒しになっているようにも見えます。


1分を越えるロングエコーについては昨日以上に数も規模も増した印象です。ロングエコーが増えると細かいエコーが食われてしまうので、実際のペルセウス座流星群のエコー数はもっと多くなるのではないかと思います。



ところで最近ハワイ・マウナケアのライブ画像で流星のカウントをしている方がいらっしゃいますが、私も昨晩試しにやってみました。月もあるのでそんなに見えるものではないだろうと思っていたのですが、画面を開いたとたんに緑色の流星が目に飛び込んできました。1分間で5~6個は流れていたように思います。午後10時00分~06分の間で流星が流れた瞬間にプリントスクリーンキーを押してうまく撮れたものを4枚合成したのが下の画像です。反射神経のテストのようでしたが、画面中央に3個、左上に1個何とか軌跡が写っています。画面上の実際の軌跡はこの数倍の長さがありました。右の小さなドームの上にはオリオン座、左の大きいドームの上にはぎょしゃ座、中央上におうし座があります。さすがハワイでオリオン座がずいぶん横倒しになっています。