ふたご座流星群のエコー数変化2021年12月16日 12:40

今朝の観測結果を見ると、ふたご座流星群は概ね収束したような感じです。杉本さんの速報でもほぼ例年通りに推移したようです。


VOR及びFROの全エコー数の変化は次のようでした。

【VOR↓】

最もエコーが多かったのは12月13日(UT)の183で、3大流星群らしい数値となりました。日頃のエコーが少ないので、こういうときにはっきりした変化がみられるのがVORの特徴です。今回は12月から隠岐VORに変更したので少し心配していたのですが、関西とあまり変わらない結果だったのでほっとしています。

【89.4MHz↓】

11月上旬から中旬にかけてエコーが減少しています。送信局に何か変化があったのか、あるいはその時期にバンドパスフィルタを挿入したのが影響しているのかはっきりしません。今回は13日の2865が最高でした。昨年は4000を越えていたので、やはり何か原因があるようです。

【92.8MHz↓】

今回92.8MHzは3000を越えるエコーとなりました。89.4MHzとバックグラウンドノイズをそろえるために11月下旬にバンドパスフィルタを挿入した際、SDR#のゲインを一つ上げたのが関係していると思います。ただゲインを上げるとノイズに弱くなるので、夏になってEs等が出てくると今の設定でいけるかはわかりません。

コメント

_ いわき市 N.K ― 2021年12月18日 10:21

こんにちわ。こちらでのふたご座群のエコー数推移は、12日 1440個、13日 1972個、14日 2913個、15日 1371個、16日 981個でした。散在流星分は900~1000個ですので明らかなピークを捉えることが出来ました。89.4MHzは今年からですので比較は出来ませんが引き続き観測は継続します。

_ 狩野@渋川 ― 2021年12月18日 11:17

桂さん

コメントありがとうございます。

89.4MHzは今朝も何らかの原因でエコーが減少した様子が見られ、
このところ不安定なのが心配です。
エコーが多くて使いやすいのですが、
安定的に電波が出てくれるといいですね。

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